【環境省発表】
8月27日 11時の暑さ指数
危険(★★★★) 暑さ指数31.0
運動は原則中止
本日もメチャクチャ暑い!
突然ですが、こんなに暑いとピーちゃんはどうしてるかな~と。。最近いつも思い出す。
ピーちゃんとはこの夏うちのサロンが育てたツバメのヒナのこと。
ピーちゃんは6月の末に、サロン階段の真上にあったツバメの巣ごと階下に落ちて来た。
巣が崩れた様で、初め3匹のヒナがいたのに1匹は体を強く打ったらしくすぐに亡くなってしまった。
まだ立つ事も出来ないヒナだが元の巣はとても高い場所なので戻す事が出来ず、しかたなく100円ショップでカゴを購入し、臨時でサロンの軒に巣を吊った。
10年程前にこの方法で親ツバメが新しい巣で子育てを再開した経緯があったので、今回も同じ場所に吊り、親を待った。しかし次の日にカゴを覗くとヒナは1匹しか見当たらず、もう1匹は落下でもして、食べられてしまったのか?又、新しい巣は元の巣からとても近いうえ、親も気づいているようだが、今回、親ツバメは育児放棄をした様なのだ。
どうしよう?サロンに暗~い雰囲気が漂っていた。
いろいろ検索した結果「自然環境部計画課 鳥獣保護管理担当係」と言うところに連絡することにしたが。。『野鳥のヒナは引き取れません』との事。保護の必要な大人の野鳥は引き取ってくれるようだが、ヒナはそのままにするよりしかたないようだ。
この時点で3日が経過していたので、思い切ってヒナの世話をする事にした。
ツバメヒナの朝食は7時に始まる。20分ごとにお腹をすかせて泣き喚くのでとても忙しい。「ミルワーム」と小松菜入りの「すり餌」を与えた。とても大食漢でどんどん大きくなっていった。
10日程経つとヒナの産毛は残っているが羽根が生えそろい4週間程で羽がすっかり立派になった。
この頃になるとビュンビュン飛び回りグライダー飛行や水浴びもできる様になったが、餌を取る事ができないので今後が心配。
そこで再び「自然環境部計画課 鳥獣保護管理担当係」に連絡をしたところ、『ツバメのいる公園で放鳥してみてください、他のツバメから学習することもありますので』と言うことで実行してみたが。。しばらくすると、戻ってきて肩に乗る。しかしいつまでもここにいては、渡り鳥としてやっていけないので、再度「自然環境部計画課 鳥獣保護管理担当係」に相談すると、『今から鳥獣保護員がツバメを迎えに行きますので渡してください』との事。飛べる様になると保護してくれる様だ。。ヤッタ~!
保護員さんは『責任を持って自然に帰しますので』とおっしゃってくれました。
こうして、うちのサロンの軒で育ったツバメのピーちゃんはたった4週間だったけれども、スタッフみんなに愛されて旅立った。
しかしこう暑いとピーちゃんは元気でやっているのか私たちはとても心配になり、餌は取れるようになったのか?フィリピンとかマレーシアとか渡っていけるのか?心配ばかり。又、来年梶野町5丁目に戻ってきたりして。。。。当サロンのお客様も皆様心配なさってくださってるので近況を知りたいなあと思います。